奥野八十八の建築と意見

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2014年 12月 28日

本体工事完了@嵯峨の家Ⅱ

年内最後の現場&引き渡し、打合せで「嵯峨の家Ⅱ」へ行ってきました。

お住まいになりながらの改修だったので工事中は何かとご迷惑をおかけしましたが、
ご理解のあるクライアントのおかげで気持よく引き渡しをさせてもらいました。
ギリギリではありますが、お約束通り年内にお渡しすることができて、ほっとしました。
その辺は施工してくれた片山工務店さんの頑張りによるところが大きいですね。

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戸襖にはグリーンとグレーの間くらいの色あいの和紙を使いましたが、なかなかいい色です。
またどこかで使おうと思います。

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玄関から今回改修した居間へ続く廊下。
突き当りの襖はちょっと大胆な色ですが、これもうまくいったと思います。
写真では壁の色がずいぶん緑を拾って写ってますが、実際の印象はもう少しベージュ系です。

一応、今日で仕事納め。
と言いながら、ズルズルやります、、、。
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by okuno88 | 2014-12-28 17:29 | 現場メモ
2014年 12月 25日

現場@嵯峨の家Ⅱ

「嵯峨の家Ⅱ」の内部がほぼ完成。

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庭側の建具。
2/3が開いて、右側1/3がFIXです。

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天井の梁は既存のものをあらわしにしています。
杉板の天井は新設。

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間接照明。
黒皮つきのスチールパイプを立てています。

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最後に庭師さんと造園の打合せ。
建物本体は年内で引き渡し(というか住みながらのリフォームなので、工事部分占拠の解除?)で、
年明けから造園工事に取り掛かります。
敷石を多く採り入れた庭を作っていく予定です。
寒くない日を狙って現場に通うことにしようかな(笑)。
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by okuno88 | 2014-12-25 12:20 | 現場メモ
2014年 12月 24日

竣工写真@嵯峨の家Ⅰ

ちょっと前のことになりますが、「嵯峨の家Ⅰ」の竣工写真ができあがりましたのでご紹介を。
撮影は母倉知樹さん。

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主にはこのひと部屋のリフォームでした。
低い天井の仕上げは柿渋紙。
飾ってある絵はすべてお施主さんが描かれたものです。
独特のスタイルがあって、良いです。

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屋外のデッキ。
外部用のテーブルとイスのセットを置いていらっしゃいました。
もう寒くなってしまいましたが、また暖かくなってきたらお茶を飲んだりして楽しんでもらいたいところです。
向こうの方に一人掛けのスペシャルな席も!

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奥から手前の見返しです。
全て引き込んでフルオープンにできるのも木製建具の魅力のひとつです。
枠廻りもいい仕事をしてもらいました。

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「引き」で見るとこんな感じ。
細かめに入れたルーバーで、隣家の2階からの視線を遮りつつ、半屋外的な空間を作っています。

写真は以上4カット。
晴れて良かった。
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by okuno88 | 2014-12-24 18:23 | 現場メモ
2014年 12月 20日

上棟式@豊中・西緑丘の家

「豊中・西緑丘の家」で上棟式がありました。
めでたい。

御幣の用意をする現場監督さん。

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塩、米、酒で四方を清めた後、お施主さんからお言葉をいただき、上棟式は滞り無く終了。
続いて、お施主さんご家族がご用意して下さった食事をみんなでいただきました。
昨今は職人さんとお施主さんがゆっくり話をする機会が少ないことが多いので、
上棟式はいい機会ですね。
色々とお心遣いをいただき、ありがとうございました。

また気を引き締めて、監理を進めていきたいと思います。
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by okuno88 | 2014-12-20 15:00 | 現場メモ
2014年 12月 14日

クラッチケーブル

先日、「嵯峨の家Ⅱ」の現場へ車で出かけた帰り道。
クラッチペダルを踏み込むと同時にブツッという大きな音がして、そのままペダルがスッカスカに、、。

明らかにケーブルが切れた音だったので、急いでいつもお世話になっている整備工場に電話をかけて、
牽引をお願いしました。
他所様の月極ガレージで救援を待つこと20分。

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立ち往生したのがたまたま平日昼間、それも工場の近くで助かりました。
夜間、どっかの交差点の真ん中だったりしたらどうなっていたかと思うとゾッとします。

車はそのまま工場に預けて、さっそくこれまたいつもお世話になっているパーツ屋さんに問い合わせたところ、
新品のクラッチケーブルの在庫があるとのこと。
すぐに送ってもらうことにしました。

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届いたのがこちら。
うん、確かに新品です。
よくこんなものが国内に眠っていたものです。
40年以上前の車ですが、こうやってまだまだ修理ができるのが本当にありがたい。

全長約3m。
エンジンが後ろに載っているので、ペダルからクラッチまでの距離が普通の車よりだいぶ長いんです。
そのあたりがトラブルの遠因になっているような気もしますが、そのあたりのことはよく分かりません。

トラブルが起こるたびに毎度ヒヤヒヤしますが、もうしばらくは手放さなくても良さそうです。
無理せず、近場をトコトコ走るのがせいぜいですけどね。
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by okuno88 | 2014-12-14 13:13 | 日々の出来事
2014年 12月 11日

竣工写真@鶴見の家Ⅱ その2

前回の続きです。

2階の「アトリウム」と呼んでいるスペース。
階段ホールでもあり、2,3階世帯の玄関でもあり、といったところでしょうか。
ここを通り抜ける時に気持ちが切り替わると良いなと思って、半屋外的な扱いにしました。

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その見返し。
右手にテラスがあります。
これはもちろんホントの屋外。

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リビングとテラス。
薪ストーブ、いいですね。

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テラスに出るとこんな感じです。
道路側にどーんとテラスを取ることで、真向かいの線路からできるだけ「引き」を確保しています。
左の方に見える水盤は下屋の雨落としも兼ねています。
右手の大きな開口部と真ん中のグレーチング床を通して、1階の和室の前に光が落ちるようにしました。

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リビング、ダイニング、キッチン。
造作家具類はタモで揃えました。

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階段とダイニング上部の吹抜。
斜めに飛んでいるブリッジには、吹抜け部分の変形を止める筋交いの役割も持たせています。

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キッチン側からの見返し。
左手の大きな窓からは中庭に植えたモミジが見えます。

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2階の一番奥、ライブラリーと呼んでいる小部屋です。
書庫兼書斎ですね。
壁、天井をペンキで塗り分けて、LDKとはがらっと雰囲気を変えてみました。

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それから水回り。
テラスに対して全面的に開放できるようにしました。
お風呂から水盤が見えます。

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続いて3階。
3階まで上がってくると眺望が開けてきますね。
東に生駒山の連なりがきれいに見渡せます。

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寝室。

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子供部屋。
ストーブの煙突が上ってきています。
下でストーブを炊くと結構暖かくなると思います。

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テラス見下ろし。
向こうに線路も見えますね。

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ここからは夕景。
テラスに設けた開口部のフロストガラスが西日でオレンジ色になると良いなあと思って設計しましたが、
なかなかうまくいったのではないでしょうか。

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これくらい照明を入れると、さすがに結構効いてますね。
水盤に仕込んだアッパーライトは浴室内の照明を兼ねています。
リラックスして入浴してもらえる明るさです。

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室内も。
TV台の足元を浮かせたり、階段を壁から離したりして浮遊感が生まれることを意図しています。

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最後は外観。

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以上です。
関わってくださったすべての方々のおかげで、無事竣工させることができました。
ありがとうございました。

構造:門藤芳樹/門藤芳樹構造設計事務所
照明:吉野弘惠/アカリ・アンド・デザイン
施工:勝部建設
撮影:母倉知樹
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by okuno88 | 2014-12-11 21:59 | 現場メモ
2014年 12月 10日

竣工写真@鶴見の家Ⅱ

先だって撮影をさせてもらった「鶴見の家Ⅱ」の竣工写真ができあがりました。
早速ご紹介を。
撮影は母倉知樹さんです。

まずは外観から。

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シンプルな箱に小さな庇で表情を付けることを意図しています。
もちろんそれ以前の話として、窓まわりには庇は要るでしょう、ということなんですけど。
右が「鶴見の家Ⅰ」です。

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線路との関係。

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真正面。
正面の植木はお施主さんと一緒に選んだロドレイア。

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横から。
「Ⅰ」の玄関下屋越しで。
2階のアトリウム部分がけっこうよく分かりますね。

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玄関と階段。
いわゆる2世帯住宅で、1階が親世帯、2,3階が子世帯です。

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階段横の和室。
小間ですが、きちんとした和室になったのでは。
防火の規制でアルミサッシとしましたが、経木すだれがあるとずいぶん雰囲気が違います。
京からかみの柄は「山桐」です。

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和室から1階LDKを向いています。
右手奥に中庭。

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その見返しです。
結構な枚数になってきたので、ここらで一度ストップしますね。
(本当はお腹が減ってきたので、ご飯休憩(笑)。)
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by okuno88 | 2014-12-10 18:59 | 現場メモ
2014年 12月 06日

上棟@豊中の家

今週は「豊中の家」の現場が上棟したのでした。
昨日の雨への対応でブルーシートでびっちり覆われてしまっていますが、、、。

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街並みをうまく受け止められるような建ち方を目指して設計したのですが、
なかなかうまくいったのでは、と思っています。
現場が進んでいくのが楽しみです。

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1階。
まだなんのこっちゃわかりませんね。
そのうち分かりやすくお伝えできればと。

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2階。
平面的な角度がバチっている(直交ではない、の意です。為念。)上に登り梁になっているので、
プレカットによる加工ができず、大工さんが現場で手加工しながら梁を組んでいってくれています。
じっくりいい仕事をしてほしい気持ちが半分、ささっと進めてもらって早く屋根仕舞まで到達して欲しい気持ちが半分、といった心境です。

来週来る頃には野地板、ルーフィングくらいまでは進んでいるかしら。
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by okuno88 | 2014-12-06 10:00 | 現場メモ
2014年 12月 05日

枠廻り@嵯峨の家Ⅱ

今日は「嵯峨の家Ⅱ」の現場でお施主さんと打合せ。

改修部分の壁面のうち、かなりの割合を占めることになる戸襖に使う襖紙を決めてもらいました。
事前にこちらで候補を挙げて10点ほどサンプルを持参したのですが、
密かに「これが良いのでは」と思っていたものをズバッと選んでいただいて大変うれしゅうございました(笑)。
かすかに青みがかった落ち着いた銀色、というような渋めのいい色なんです。

平日の昼間に時間を取って下さったので、
「こんな時間にご自宅にいらっしゃることもあるんですねえ」なんて呑気なことを言ってしまったのですが、
わざわざ打合せの為に仕事場から戻ってきてくださったとの由。
ありがとうございます!

その上、「朝でも良かったのに〜」とお伝えしたところ、「そんなん、7時くらいに来なあかんようになるで」と。
そ、そうなんですか、、。
どうやら世の経営者の皆さんは従業員さんより働いていらっしゃるようです。
またひとつ勉強になりました。

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現場は建具枠がだいたい納まった模様。
ひと部屋に大工さん3人体制、休みもなしで頑張ってくれているので、こちらも気合いが入ります。

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あ〜、建具入るのが楽しみです。
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by okuno88 | 2014-12-05 22:15 | 現場メモ
2014年 12月 01日

鹿ヶ谷山荘

昨日はせっかくなので「京都の秋」を楽しもうということで、
休日としては早起き(→平日の起床時間くらい)をして、まずは家の近所を散策。
さすがに朝9時前だと、南禅寺周辺の人の出もまだだいぶマシです。
モミジも散り始めていて、もうすぐ冬支度という感じですね。

で、一旦戻って遅めの朝食のあとひと仕事して、昼からは鹿ヶ谷山荘に出かけてみました。
トルコキリムを中心にした展示販売のイベントがあったので。
ま、結局近場、徒歩圏内なわけですが、、、。

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アプローチ。
もう山ですね、これは。
さすが山荘。

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インテリア。
古民家の力強い空間に西洋、中央アジアの民芸、骨董品がいろいろとならんでいて面白いです。

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バーカウンター。
なかなかの絶景。

この山荘、普段は使ってないとのことですが、どんどん活用してもらいたいものです。
料理屋さんとして復活するとうれしいのですが、場所が場所だけに難しいんでしょうねえ。

そうそう、あれこれ見せてもらって、キリムを使ったクッションを1つ買って帰りました。
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by okuno88 | 2014-12-01 10:00 | 街歩き