奥野八十八の建築と意見

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2014年 06月 26日

ミモザ、紫陽花

いつもなにかと気にかけていただいているクライアントの奥様が
野菜と庭で摘んだお花を持ってきてくださいました。

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ミモザ、紫陽花、その他もろもろ。
で、どうしたものやらわからなかったので、とにかくバケツに水を張って突っ込んでみました。

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もうちょっとなんとかならんのかと自分でも思いますが、緊急避難ということで(笑)。
ミモザは香りも高く、殺風景な事務所にあって、つかの間の季節感を楽しませてもらっています。
紫陽花とレッドドラゴン、どくだみなんかはあとで茎にハサミを入れて、花瓶(と実は徳利とか)に移しました。
どくだみもあらためて眺めてみると、なかなか可愛らしいもんですね。

このところいくつか仕事が重なってとても忙しなく過ごしていたのですが、
花を眺めているうちに少し気持ちに余裕がでたような気がします。
感謝。
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by okuno88 | 2014-06-26 18:45 | 日々の出来事
2014年 06月 22日

永平寺

近くを通り掛かることがあったので、久しぶりに永平寺を訪れました。
学生のとき以来です。

高低差のある敷地に配置される建物群のあり方が良かったような記憶があったのですが、
再訪してみると、ああなるほどこんな風だったなあと、いろいろと思い出します。

高低差をつなぐ石段と平行して登っていく廊下。
この廊下が良いんですよねえ。
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廊下の中。
建具が勾配なりに平行四辺形。
案外ちゃんと動いて、止めたいところで止まるのがすごい。
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廊下の屋根。
垂木の断面まで平行四辺形。
ここは普通の切妻形を全体に傾けても成り立つはずですが、
垂直線がきちっと立っていてほしかったということかな。
加工が大変そうですけど。
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登っていく廊下と直行する廊下。
石敷きです。
少し緑がかった綺麗な石でした。
伊豆石かしら、、、?
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細かいところについつい目がいってしまいますが、
まずはランドスケープと建物群との関係があって、細部が決まっていくわけです。
その大きな枠組が魅力的だからこそ、細部が魅力と説得力を持ってくるのかな、と思ったりしました。
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by okuno88 | 2014-06-22 15:00 | 街歩き
2014年 06月 18日

三井寺の石

大津の三井寺に行ってきました。
光浄院、勧学院という2つのよく似た書院を見るのが主な目的でしたが、
上記の2つは残念ながら撮影不可。
さすが名建築と言われるだけのことはあって、とても勉強になりました。

それ以外にも、特に石の扱いに目を惹くものが多くありました。
穴太衆の仕事でしょうか。

例えばこんな石垣とか。
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こういう小さな石橋もよく見ると石の使い方が面白いです。
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アプローチにちらちらと配される四角い石の置き方。
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最後は階段。
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なかなかの見応えでした。
光浄院、勧学院については、忘れないうちに図面を見直して復習しないといけません。
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by okuno88 | 2014-06-18 20:25 | 街歩き
2014年 06月 14日

黃梅院へ

ちょっと前のことになりますが、大徳寺の黃梅院に行ってきました。
陶芸家の利茶度(リチャード)さんの個展をのぞきがてら。

住職の話をちらっと聞いたところによると、以前は随分荒れていた庭と建物に少しづつ手を入れて、
ようやく見れるようになってきた、とのこと。
ちょっとやりすぎている感もなくはないですが、、、。

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アプローチの塀と門。
出入口の上だけちょっとかかっている樋がかわいい。

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庫裏の玄関。
ま、絵になりますわな、こういうのは。
きっとあの履物はディスプレイ用に違いない(笑)。

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R状の格子窓。
なんと、無双窓になっていて、スライドしてぱしゃっと閉まります。
怖くて動かさなかったですけど。

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茶室「一枝庵」(だったかしら?)
床柱から伸びる枝がそのまま落とし掛けに。
掛け障子の高さが高めなのが興味深い。
軸全体を見せようと思うと、これくらいの位置から光が入ったほうがいいということなんでしょうね、おそらく。

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そのお茶室の裏側。
ちょこんと隠れている犬小屋みたいなのは、きっとエアコンの室外機隠し。
ちょっと離れているのがいいですよね、なんか。

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飛び石。
石橋の手前のまん丸の石が目を惹きます。
かわいい。

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渡り廊下。
神輿か籠か、という意匠。

とまあ、あっちこっちずいぶん遊んでありました。
お寺はもうちょっと質実剛健な感じが出ていてもいいのでは、、、とちらっと思ったり。
利茶土さんの作品はお値段も素晴らしく、とてもじゃないですが我が家には連れて帰れず(笑)。
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by okuno88 | 2014-06-14 08:20 | 街歩き
2014年 06月 06日

犬山、静岡

ちょっと前になりますが、愛知の犬山と静岡に行ってきました。

犬山といえば猿山、という話もあるかもしれませんが(あ、京大のサル研があるので)、今回は名鉄犬山ホテル内の日本庭園にある茶室「如庵」と、明治村の「帝国ホテル」、規模はずいぶん違いますがどちらも移築して保存されています。

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如庵の横に移築された「旧正伝院書院」。
薄い屋根が出入口の上だけ「もにょ」っと持ち上がっているのがユーモラスで良いです。
建物全体の重心が低く抑えられていて、立ち姿がとてもきれいでした。

その玄関。
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いいですね〜、入ってすぐ向こうの庭に抜ける感じ。
「玄関」というよりも少し幅の広い「廊下」とも感じられて、格式張らず軽やか。
大徳寺の高桐院の勝手口に少し近いか。

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で、これが「如庵」。
内部は撮影禁止でしたが、窓から覗きこむことができました。
「例の三角形」がかなり効いているということが分かったのが収穫。
あと、「如庵」って聞くたびに心のなかで「ジルベルト」って思ってます。

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その横っちょ。
自立する縦樋(笑)。

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閉園時間間近の明治村に滑りこんで、帝国ホテルの玄関へ。

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低い!
こんなに低いとは思いませんでした。
手を伸ばしてぎりぎり届かないくらいだったので、天井高はおそらく2300程度。
かなり「立派」に作ることを求められたであろう当時の帝国ホテルのメインロビー周辺のスペースを
この天井高で作るなんて、さすがライト先生。
水平方向に抜けていく広がり感があるので、圧迫感はありません。
この感じは実際に見てみないとわからなかったです。

その後、静岡に移動して、2日目は日本平動物園へ。
畏友が設計を担当して近年完成した「猛獣館」が目的でした。
が、久しぶりに動物園に来て、素朴に楽しんでしまいました。
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いくらなんでもサイコはない。
もうちょっと考えてあげてもいいクラスの動物ですよね、犀って。

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それから東海大学の自然史博物館、海洋学博物館へ。
どちらも山田守。
良い。
どちらもすこしくたびれてきていて、建替や取り壊しといった話が持ち上がってもおかしくなさそうではあります。
頑張って手を入れ続けて、長く使ってほしいものです。

というわけで、なかなか充実した建築見学ツアーでした。
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by okuno88 | 2014-06-06 23:24 | 街歩き
2014年 06月 04日

ダイニングテーブル

「鶴見の家Ⅱ」に納めさせてもらうダイニングテーブルの脚が組み上がったという連絡があったので、
鉄工所に出来上がり具合を見に行ってきました。

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脚はスチール、天板は木で作っています。

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天板代わりにベニヤを仮に乗せてみて、出来上がりを確認。
ぐっと体重をかけたり押したりしながら揺れ具合をみてみましたが、思っていたよりもがっちり組めていました。
これで一安心。

この後、脚は焼付塗装にまわして、最後に天板を乗せれば出来上がり。
出来上がって現地に納まるのが楽しみ。
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by okuno88 | 2014-06-04 13:30 | 現場メモ