奥野八十八の建築と意見

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カテゴリ:街歩き( 26 )


2017年 06月 22日

コインランドリー

このところ、コインランドリーが増えてきているような気がします。
事務所と自宅を行き来する間にも2、3軒オープンしています。
いつも通り過ぎるばかりですが、どういう人たちが利用しているのかな、
と興味をもってみています。

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近所にできたコインランドリー。

そういえば、旅先ではよくコインランドリーを利用します。
毎度、荷物を少なくするために最低限の着替えしか持って行かないので(そもそもどんなに頑張っても2,3週間分も着替えを持っていくのは無理でしょうけど)、街をぶらぶらしながら、美味しそうなお店なんかとあわせてコインランドリーの場所もチェックします。
学生時代の旅行の気分が抜けなくて、とてもじゃないけどホテルのランドリーサービスなんて使えません。

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去年行ったスイス、クールの街なかにあるコインランドリー。
諸般の事情で実はノーパンで洗濯待ちでした、、笑。

というようなことを思い出しながら、最近激増している民泊の利用者が使っているのかな(民泊内にも洗濯機くらいあるか?)、とか、下宿している学生さんが使っているのかな(近くに大学ないけどなあ)、とかいう想像をしています。

シェアハウス、シェアオフィス、カーシェアなんていうのがかなり当たり前に利用されるようになってきてますから、そういうものの一形態、というところなんでしょうか。
知らんけど。

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by okuno88 | 2017-06-22 18:09 | 街歩き | Comments(0)
2016年 09月 02日

八勝館御幸の間、墨会館

少し前のことになりますが、名古屋に建築見学に行ってきました。
まずは「八勝館・御幸の間」。
設計は堀口捨己先生。

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華奢。

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「御幸の間」の床の間まわり。
上段の間を兼ねたようなあまり見たことのない造りでした。

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これですか、東南アジア伝来の古裂というのは。
恐ろしく高価なものだったと書いていたいたのは藤森さんの本だったかなあ、、。

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卍型に組まれた天井竿縁の意匠。
部屋がとても大きいということもあってか、想像していたよりもうるさい感じもなく、
これくらいやってあってちょうどいい感じかな、と思いました。

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縁側。

この御幸の間もすごいものだったのですが、それと同じかそれ以上に庭が良かったです。
隅々まで手入れがなされていて、維持管理を想像すると目眩がしそうです笑。

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当日はほぼ貸し切りでしたが、ちゃんと打ち水をしてくださってました。

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この垣根は迫力がありましたねえ。

今回は同じく堀口の手になる「さくらの間」で食事をいただきました。

続いて電車を乗り継ぎ、駅からタクシーに乗って、「墨会館」へ。
設計は丹下健三先生。

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なかなか物々しい、要塞感漂う外観。
タクシーの運転手さんが「あのトーチカみたいなのが、それです」と。
トーチカて。

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エントランス。

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中庭。

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インテリア、テラス。

残暑の厳しさにやられたか、巨匠の名作をハシゴしてあてられたのかわかりませんが、
ヘロヘロになりました。
最後は名古屋の名店「大甚」へ。
充実の遠足でした。
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by okuno88 | 2016-09-02 15:52 | 街歩き | Comments(0)
2016年 07月 15日

熱海、伊豆

ばたばたとしているうちに、1ヶ月近く更新をサボってしまってました、、。
これもすでに1週間前のことになってしまいましたが、友人2人と熱海、伊豆の建築を見てまわりました。
学生か!っていうくらいどっぷり建築漬けの2日間(笑)。
こういうのに付き合ってくれる友人は大変貴重ですね。
さらっとおさらいを。

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まずはまあまあの雨が降る中、熱海駅からとぼとぼと歩いてたどりついた「旧日向別邸」。
内部は撮影不可。
この木造2階の地下がタウトの設計の面白いスペースになってます。
実際に行ってみて、ようやくいろんなことが分かりました(割愛しますけど)。
ガイドのオジさんの隈研吾押しがすごい。

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で、つづいて件の隈さんの「水/ガラス」。
日向別邸の隣。
外観含め、発表されていない部分も相当いろんなことやってました。
実は水盤の一部が露天風呂になってたりして、「お湯/ガラス」とツッコミが入ってました。

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「かんなみ仏の里美術館」
ガイドのおばちゃんが人懐こい感じで、なんか良かったです。

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ぼちぼち雨もあがって、韮山反射炉。
世界遺産。
横に建設中のビジターセンターが反射炉の補強のスチールのイメージに引っ張られて(かどうかしらんけど)、
コルテン鋼の外観だったのも味わい深い。
晩に飲むべく「反射炉ビール」購入。
地ビールってどこでもありますが、ちゃんと美味しい。

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宿はせっかくなので「三養荘」に。
村野さんの新館エントランス。

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迷った末、今回は旧館の部屋にしてみました。
すごいの一言。
庭の維持費だけでも、ちょっと想像がつかない規模。
伝え聞く桂離宮の維持費から想像すると、、、う〜ん宿泊費では賄えないんじゃないかなあ、、。
たまには泊まりに行きますので、ぜひ守り続けてほしいものです。

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旧ラウンジの扉。素敵。

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翌朝、泊まれなかった新館も少し案内してもらいました。
いわゆる「残月の写し」ですか。
村野好みですねえ。

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前日とは打って変わってピーカン、あ、ピーカンってのは缶入りピースの、、、
え〜ともかく「旧江川邸」、白井晟一の「縄文的なるもの」です。
もっとおどろおどろしいものを勝手に想像していたのですが、思いの外整然とした構造。
かなりの領地を取り仕切っていた代官の邸宅だそうですから、まあそりゃそうかと。
その辺が田舎の民家でもなければ書院でもない、という白井好みにフィットしたのでしょうか。

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御殿場に移動して(正確には友人の運転する車で連れて行ってもらって)、「やらと」の店舗を2軒。
京都からわざわざ静岡の「やらと」に行くという(笑)。
どっちも思ったよりさらっとしてて、さわやかな建築でした。

その後、クレマチスの丘を散策して、解散。
いや〜、なかなかの密度でした。
ベタすぎる感想ですが、やっぱり建築の良し悪しは実際に見てみないと分からないですね。
ときに野宿もしながら建築を見て回ってた学生時代からすると、隔世の感(使い方、あってる?)。
またそのうち行きましょう。
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by okuno88 | 2016-07-15 23:46 | 街歩き | Comments(0)
2016年 06月 01日

吉田神社大元宮

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吉田神社の大元宮が毎月1日だけお参りできるということで、散歩がてら行ってきました。
節分祭のときは何度も入ったことがありますが、だいたい日が暮れて、人も多くてという感じなので
こうして日中の明るい時間にあらためて見てみると、いろいろ発見があります。

まず目がいくのが軒裏。
深く張り出した2重の化粧垂木と茅葺屋根の端部がとても良いです。
かつては朱色だったであろう構造部材が色褪せてグレーになっているのも個人的には好感が持てます。

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大屋根と下屋の取り合い。
こういうところは必ずといっていいほど、下屋が負けてしまって何がしかのカバーがついてますが、
これもまた良し、です。
足元の雨水枡と玉石も含め、味わい深い。

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火袋だけ木製の灯籠。
そこが一番燃えやすいのに、どうしてこういうことになったのだろうか、
といろいろ想像を巡らせます。

ご近所なのに、ちゃんと見れてないものがたくさんあって、不勉強を恥じるばかり。
たまには散歩もいいかも。
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by okuno88 | 2016-06-01 12:00 | 街歩き | Comments(0)
2015年 09月 21日

ライト

せっかくの連休、天気もいいのでどこかに出かけてみるか、ということで、
実はまだ行ったことがなかった芦屋の旧山邑邸と新しくなった神戸の竹中大工道具館に行ってきました。

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ロサンゼルスでもいくつかこの時代のライトの作品を見ましたが、
このマヤ風の装飾的なディテールに気をとられてしまうと、ライト独特の低く伸びやかなプロポーションや、
流れるように諸室がつながっていく空間構成の面白さを見逃してしまいそうです。

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絶妙にライト風の床の間。
このあたりは担当した日本人スタッフに負うところが大きいのかも。

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食堂のペンダントと小窓の関係。
変態(笑)。

他にも見所満載で、たっぷり楽しめました。

ゆっくりしているうちに夕方になっちゃったので、竹中道具館に着いたのは閉館近く。
もう少し遅くまで開いているものだと勝手に思っていたのですが、16時半閉館ですか、、。
は、早い、、。

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主には建物を見に行ったつもりだったのですが、これまた中の展示がかなり充実していて、
しっかり時間をとってマジメに勉強するつもりで出直さねばなりません。
時間に追われて泣く泣く館を後にしました。

その後、めったに来ない元町周辺をぷらぷらと。
やっぱり良い街ですねえ。
都市の文化がちゃんと根付いている感じがします。
億劫がらずに、たまには出かけてこないとダメですね。
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by okuno88 | 2015-09-21 19:00 | 街歩き | Comments(0)
2015年 08月 19日

オークラ

そういえば、このまえ新潟に行った帰りに取り壊し直前のホテルオークラに寄って来たのでした。
北陸経由より東京経由の方が早かったので。

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いや〜、これまで見ずにきたのは不勉強でした。
素晴らしかったです。
ついつい勿体ないなあと思ってしまう一方で、商業施設ですからどうにもならない面があるんでしょうね。
よく分かりませんが。

隣の大倉集古館は谷口息子氏設計で改修するようです。
ほぉ、そうですか、そうですか。

気軽にオークラで食事して帰れるほどお大尽ではありませんので、帰りはウワサの(おそい)立食いイタリアンってのに寄って帰りましたよ(いまさら)。
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by okuno88 | 2015-08-19 08:55 | 街歩き | Comments(0)
2015年 08月 10日

岩と板

岩と板塀の関係が興味深い。

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by okuno88 | 2015-08-10 17:00 | 街歩き | Comments(0)
2015年 03月 08日

蓮華寺

そういえば、先日上高野の蓮華寺に行ってきたのでした。

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門をくぐって左手にある、石仏を納めた四阿。
棟が少し反っていて、軽やかでいいです。
廻りのかちっと決めきらない庭の有り様もとても参考になります。

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書院。
垂れ壁がかなり効いてます。
これだけ開放的でも、ちゃんと領域が囲い込まれている感じがあります。

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塀。

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灯籠に擬態した宇宙人。

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一番手前と外だけ「留め」。
あとは「勝ち負け」。
なにか理由があるのだろうとしばし考えるも、考え及ばず。

他にも見どころ満載でした。
近場のこんあ良いお寺を見逃していたとは、、、。
まだまだ勉強が足りません。
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by okuno88 | 2015-03-08 23:07 | 街歩き | Comments(0)
2015年 02月 22日

誉田屋

4日間だけやっている現代アートの展示を見に街中の誉田屋さんに。
ジャッドど河原温。
とても良かったです。

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中庭。
ちょっと不思議な作りでした。

こういう地面に掘り込んで埋もれている手水鉢っていいですよね。
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by okuno88 | 2015-02-22 16:00 | 街歩き | Comments(0)
2014年 12月 01日

鹿ヶ谷山荘

昨日はせっかくなので「京都の秋」を楽しもうということで、
休日としては早起き(→平日の起床時間くらい)をして、まずは家の近所を散策。
さすがに朝9時前だと、南禅寺周辺の人の出もまだだいぶマシです。
モミジも散り始めていて、もうすぐ冬支度という感じですね。

で、一旦戻って遅めの朝食のあとひと仕事して、昼からは鹿ヶ谷山荘に出かけてみました。
トルコキリムを中心にした展示販売のイベントがあったので。
ま、結局近場、徒歩圏内なわけですが、、、。

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アプローチ。
もう山ですね、これは。
さすが山荘。

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インテリア。
古民家の力強い空間に西洋、中央アジアの民芸、骨董品がいろいろとならんでいて面白いです。

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バーカウンター。
なかなかの絶景。

この山荘、普段は使ってないとのことですが、どんどん活用してもらいたいものです。
料理屋さんとして復活するとうれしいのですが、場所が場所だけに難しいんでしょうねえ。

そうそう、あれこれ見せてもらって、キリムを使ったクッションを1つ買って帰りました。
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by okuno88 | 2014-12-01 10:00 | 街歩き | Comments(0)