「嵯峨の家Ⅱ」の造園工事が始まったので、庭師さんと現場でいろいろと打合せをしてきました。
まずはアプローチの角度を糸を張って決めた上で、1枚1枚取り合わせを考えながら石を敷石を並べていきます。
奥の方には手水鉢。
クライアントが別の庭で使っておられたものを、今回移設することになりました。
移設前に見た時はもう少しずんぐりしたプロポーションだったのですが、
掘り起こしてみると結構深めに埋めてあったようです。
えぐれ方が面白くて、見る角度によってずいぶん違った表情になります。
玄関脇には水鉢を据えるのですが、外で見るだけでなく、室内の小窓越しの見え方も考慮して、
位置の微調整をお願いしました。
少しずつじっくり作っていくので、もうしばらく庭造りが楽しめそうです。