「鶴見の家Ⅱ」の和室に使う造作材の相談に千本の松文商店さんへ。
床柱、地板、天井材を中心にこちらの考え、予算を伝えつつ、相談に乗ってもらいました。
日焼けしないように光を絞った薄暗い倉庫に並ぶ銘木の数々はなかなかの壮観。
中にはお値段を聞くのも恐ろしいようなものも・・・。
エンジュの柱。
石灰を刷り込んで、木自身が持っている灰汁を表面に浮かび上がらせて落ち着いた色をだしてあります。
あまり濃すぎると重たい感じになってしまうので、どのへんを狙うか。
北山杉の磨き丸太。
オーソドックス。
赤松皮付き。
こうなってくるとぐっと寂びた草庵の風情が漂いはじめます。
天井、地板も良いものを入れられそうなので、相談に行って正解でした。